築100年以上 両親に優しい古民家再生リフォーム!
- 住所
- 京都市上京区
- 物件概要
- 木造2階建て
- 築年数
- 約100年
- 居住人数
- リフォーム箇所
- キッチン・トイレ・浴室・水まわり・内装・玄関
- 使用材料
- 工事期間
- 約75日
お客様の声
親の介護をきっかけに同居することを決意。
築100年以上、細い路地を入ったいわゆるうなぎの寝床のような土地で、建物はすでに傾いていた。
段差も激しく、料理する時に冷蔵庫から食材を取り出すためにもひざ丈ほどの段差を上り下りしなければいけない状態。
お風呂もトイレもいったん家の外に出なければならない厳しい環境で、年老いた両親は苦痛を感じていた。
必須のバリアフリーを実現するために全面改装。水まわりなど設備を一新、部屋数や収納も増やし、和モダンのデザインが気に入りました。
見取り図
ストーリー
護に適した空間づくり!
まずはバリアフリーにすること。父親の介護がしやすいように、なるべく無理のない間取りをご提案。
玄関から土間が続き、段差がきつく、台所は土間に、冷蔵庫は段差をのぼって上にあり、料理するのが大変。
お風呂は家の外に、脱衣所もないので、家の中で服を脱ぎ、「さむいさむい」と言いながらお風呂に入っていた。トイレも外に。かなり床が歪んでいた。暮らしていた自分たちは慣れていて気付かなかったが、訪れる人みんなに「この家、立つと斜めになる」と言われるほど。
希望していた間取りでも、構造上どうしてもぬけない柱や壁があり悩んだけれど、その柱や壁を逆に活かしてデザインしてくれた。
間取りやデザインなど全てに満足。
ご両親の部屋として設計した和室の続きの間はフルフラットに、仏間もあり収納も充実。玄関から直接出入りできるので介護が必要なお父様は部屋の移動がスムーズになりました。
和室続き間からフラットに続く1階のLDK。動線がいい対面キッチンを採用。
ウッドデッキがほしい。またそこもお母様が洗濯物を干したりする時に危なくないよう、脱衣室からバリアフリーでつながるように施工して、大変気に入っていただきました。
床と壁は白で統一して室内はモダンなデザインに。
細部にまでのこだわり。
ダイニングの収納棚や2階ホールのニッチなど、こちらから希望しなくても付けときましょうか、と提案して設置いただき、壁の色は悩んでいたけれど、白がいいですよ、とアドバイスしてくれた。
また、玄関正面のトイレが丸見えにならないように、壁をいれてくれ、2階ホール部分の梁と天井の色、ダウンライトなど全てがデザイン的に気に入っています。
中野さんのアイデアは、納得するまで詰めてちゃんと話し合ってくれるところがいいと思う。また、しっかり誠実に向き合って話してくれるので安心感がありました。
施工写真
- リフォーム施工前
- リフォーム施工中
- リフォーム施工後
担当者の声
築100年以上、土地形状、立地などから法律上建て替えはできない状態、家を新しくするにはリフォームしかなかったとのことで、バリアフリーにすること、お父様の介護がしやすいように、なるべく無理のない間取りを考えました。2階は屋根の形状や構造などから実際に部屋として使えない部分もあったが、その部分を収納にして工夫しました。
梁を活かしたデザインにしたかったので、建具やサッシなどすべてを梁の色に合わせてダークブラウンに統一。 仕上がりに大変ご満足いただけたことも重ねて嬉しく、これからもよろしくお願いします。