リフォームコラム

トイレの驚きの機能?
こんなこともできるの?

日本に旅行に来る外国人の方が、まず最初に驚くものがあります。
それは、食事でも街並みでも『おもてなし』でもありません。
それは『日本のトイレ空間』です。
この話はよく耳にすると思います。
  • 便座が温かい
  • 洗うシャワーが出る
  • ”トイレ”の匂いがしない

などなど、現在のトイレ空間の話を聞き出すと、限りなく出てきます。
ですが、実際日本人はその『日本のトイレ』についてどのくらい知ってるのでしょうか。
意外と、『自分の家のトイレ以外、認識がない。
むしろ家のトイレもそんなにも』という人が多いのではないでしょうか。

今回の記事では、『海外の人が驚く日本のトイレ空間』について書いていこうと思います。
トイレ(主に便器)は、キッチンや浴室と並ぶ『水回り3点セット』の代表的な一つです。
キッチンや浴室と同じように、快適にするための最新トイレの機能を確認してみましょう。

トイレの凄い機能

日本の便器の機能については、CMで大手メーカーが流しているものを
よく知っていると思われます。
ですが、その機能も、今のトイレ全体の機能の一部でしかありません。
いまだイメージがあると思います。
『トイレの中は、においがきつくて、冷たくて、寒い所』
現在の便器は、トイレの空間までも変える機能が盛りだくさんです。
どんな機能があるか、見てみましょう。

便器に汚れがつかないコーティングが、すごい!

『いやな家事』の中で、常にトップランクに位置されるのが『トイレ掃除(便器掃除)』です。
基本的に、トイレそのものがきれいな空間でないことと、2013年の小林製薬さんのアンケートで『しても気づかれない』ため、モチベーションが上がらない家事でもあります。
(参考:主婦が嫌いな家事&やっても夫に気付かれない家事 ともに第1位は トイレ 掃除
そこで、最新型の便器はその仕事を一つ減らす機能つけられました。
トイレ掃除用具で便器をゴシゴシこすらなくてもよく、
メーカーによっては『100年間汚れが付かない』という
耐久性も誇るものも出てきています。
最初から汚れが付かなければ、家事が一つ減ることにもなりますし、
その快適さが続くことにもなります。
まさに『触りたくないものを最初からなくす』という画期的な機能です。

水流が勝手に汚れを落としてくれる機能が、すごい!

いつまでもきれいなトイレ空間が続くという意味ではこちらも非常に優れた機能です。
『汚れが付かないといっても、やはり洗わないと不安』
ということも考えられるでしょう。
汚れが付かないコーティングの上に、
『水流での洗浄性能が格段に高い』ということも加えると、
もう、便器の中は掃除をしなくていいのでは?とさえ思ってしまいます。
実際、その洗浄性能の高さで、常にきれいなまま。
「コーティング+洗浄性能の高い水流」が現在の代表的な便器の形といえるでしょう。

空気の壁や科学の力で除菌・脱臭をするトイレの最新機能が、すごい!

トイレが嫌な理由に『トイレのにおい』も挙げられます。
日本のトイレ空間はそのにおいやにおいの原因となる菌にまで対策をしています。
例えば、便器内に空気の壁を作り、においが拡散しないようになっています。
結果、トイレの中の空間ににおいが立ち込めず、ほかの部屋に漏れることもありません。
さらに、便器に空気清浄機をつけているものもあります。
空気中にイオンを放出するとこで、
便器内だけではなくトイレの空間そのものも清潔に保つことができます。
便器が汚いものを押し込める対象から、
トイレ空間そのものをきれいにするものへと変貌を遂げています。
最新式の便器は家電と言っていいくらいの性能を示すようになっています。

もはや節水や節電が当たり前なくらいに、すごい!

日本の技術発展は、『節約』なくして語ることはできません。
以下の少ないもので、今まで以上の性能を発揮するかがカギになってきました。
便器やトイレ空間も例外ではなく、節水や節電の機能を進化させ続けてきました。
どのくらい変わっているかといいますと、20世紀に造られた『従来品』よりも、
節水効果が73%発揮されてます。
つまり、従来型の便器よりも、
2/3以上少ない少ない水で便器を流すことができるようになったということです。
さらに電気で言いますと、発熱便座た温水シャワーなど電気を使うところが多くあります。
こちらも、20世紀に造られた従来品よりも75~6%省エネになりました。
つまり、2/3以上少ない電力で、温かい便座と温かい温水シャワーを得ることができています。

現在は、その節水・節電状態からさらに節約する機能が追加されています。
最新型の便器はますますエコロジーでエコノミーになっていってるのです。

便器を使うための動作がどこまでも自動化されて、すごい!

最新型の便器は、手で触れなくても勝手に動く自動化が進んでいます。
例えば、人が入ると勝手に便器の蓋が開きます。
海外の方はこれに非常に驚かれると言われます。
『日本のトイレは生きているのか!?』
そう感想を残している事もあります。

用を済ませて立ち上がると自動的に便器洗浄されるものもあります。
レバーを引くこともありません。
リモコンのボタンを押すこともありません。
勝手に洗浄をしてくれるのです。

他に、温水シャワーのノズルを自動で洗浄をしたり、暗いトイレ空間の中で便器の中を照らす機能もあります。
人が手をかけないことで、腰への負担や掃除の負担の軽減になります。
最新型の自動化は、人の生活にもやさしい自動化なのです。
【 トイレ は『いつもいない場所だから』
その必要な時間が快適になるようにしましょう】

トイレ空間という場所は、ダイニングや寝室と違い、何時間もいる場所ではありません。

実際に用をたすときにしか行きません。
ですが、みなさん必ず使用をします。

そんなトイレ空間が家の中で唯一不快なところのままで良いのでしょうか。

健康的な生活を続けていく上で、トイレの空間は重要です。
トイレの空間を清潔に保つことで、防げる病気もあります。

そんな大切なトイレ空間ですので、これを機会にもう一度見つめ直してみませんか?
一人で生活されている方も、ご家族で使われている方にも、トイレという空間は快適であるほうが良いのですから。

トイレのリフォームにつきましては、フジホームズへご相談ください。