【補助金/屋根】京都:耐震補助金について
耐震改修はできていますか?
屋根の耐震工事では、屋根の軽量化が主に行われます。 建物自体の重さは柱や基礎部分によって支えられています。 地震や台風などで建物に負荷がかかった場合にも 柱や基礎が支える仕組みとなっているため、建物が重いと建物が壊れやすくなるのです。 屋根を軽量化することで柱や基礎にかかる負荷を抑えることができますが、 屋根の軽量化や強化によって負荷以外の面でもメリットがあります。 今まで起こった大きな地震では、屋根材が落下するといった事例も起こっているのですが、屋根の軽量化によって落下した際の被害も抑えることが可能です。 想定外の巨大地震が発生した場合でも、耐震基準に適合した耐震補強工事を行っていれば建物の即時倒壊を予防することができるため、住人の安全が守られるという大きなメリットを得ることができます。また、基準法の目的である安全に避難できる時間を確保が可能になります。
京町家・木造住宅 耐震・防火改修支援事業
申込期間 | 2024年4月18日(木)~ 2024年12月27日(金) |
木造住宅(簡易改修) | 最大40万円の補助 |
京町家(簡易改修) | 最大60万円の補助 |
京都市では、住宅・建築物の耐震化をより一層促進し、安心・安全で災害に強い歴史都市京都の実現を目指すため、所有者による耐震化を支援しています。 昭和56年以前に着工された木造住宅等(旧耐震)の耐震・防火改修にかかる費用の一部を助成します。 簡易耐震改修 ・ 京町家 最大60万円 ・ 木造住宅 最大40万円
対象者
建築物の所有者または居住者(予定を含む)
対象の建物
京都市内にある、木造住宅または京町家(一戸建て住宅、長屋または共同住宅) ※居住部分の床面積が延べ面積の2分の1以上の併用住宅を含む
木造住宅
・昭和56年(1981年)5月31日以前に着工 ・3階建て以下かつ在来工法または枠組壁工法で建てられたもの
京町家
・昭和25年(1950年)11月22日以前に着工 ・2階建て以下かつ伝統構法で建てられたもの
申請期間
2024年4月18日から12月27日まで ・完了報告は2025年3月1日までに、ご提出ください ・予算がなくなり次第、受付を終了します
耐震補強の内容
屋根の軽量化
土葺きの重い屋根の場合は、軽い屋根に葺き替えて軽量化すると、 耐震性能の評価が向上します。
壁の補強
壁に筋交いを入れたり、構造用合板を張ると、地震に抵抗する力が増して耐震性能の評価が向上します。
補助金について問い合わせる
<出典:京都市【令和6年度】「まちの匠・ぷらす」京町家・木造住宅 耐震・防火改修支援事業>